疲労物質の再利用
運動をして、糖分が使われると、燃えカスとして乳酸が発生します。
乳酸は、血液を酸性にして疲労の原因となります。乳酸が体内にたまり過ぎると、例え体に余力が残っていても、体を動かす事ができなくなります。クエン酸は、この乳酸を完全に燃やし、エネルギーとして再利用し疲労から体を回復してくれます。バテにくく、疲労から回復しやすい体にしてくれます。
積極的にコントロールしたいライダーに
つねに、体を使い、バイクをコントロールするライダーは、筋肉を使い続けます。この筋肉を動かす激しく使う時、筋肉中の糖分がグリコーゲン(糖質が分解された物)をエネルギーとして使います。この時、燃えカスとして、乳酸が発生します。つまり、体をしっかり使い、バイクをコントロールするライダーほど、乳酸が発生します。乳酸がたまり、バテないように、バイクに乗る前に摂っておきましょう。
クエン酸が作用するには、ビタミンB群とビタミンCが必要です。あわせて取るようにしましょう。
参考文献
スポーツ栄養バイブル 著者:平石貴久 出版社:池田書店(新宿区) 本体価格:1,300円 |